サザンオールスターズの曲中に登場する市内スポットを周る「勝手にしんどいbut…〜まったり茅ヶ崎ツアー〜」が1月27日に開催された。主催は「地元から発信する旅づくり実行委員会」(海津ゆりえ実行委員長)。
同委員会は文教大学や市、JAさがみ、(株)JTBなどから組織された団体。市内の観光資源を活用した地域活性を検討している。初回となる今回は湘南を代表するキーワード「サザンオールスターズ」、「桑田佳祐」を巡る約6・5Kmのまち歩きとなった。
冬晴れとなったこの日、集まったのは市内外のサザンファンら約30人。茅ヶ崎市観光協会の新谷雅之事務局長が曲にまつわるスポットやサザンの逸話などを解説した。参加者はラチエン通りから眺める烏帽子岩や2000年に開催されたサザン凱旋ライブの舞台となった茅ヶ崎公園野球場を感慨深げに歩いた。ジャケットなどにも登場するサザンビーチで記念写真を撮った参加者からは「昔からのファンなので心地よいツアーだった」といった意見が聞かれた。
実行委員会では、今回の意見を参考にしながら引き続き地域活性に繫がるツアーの企画を行っていくとのこと。関係者は「海だけでなく北部も含め1年を通して茅ヶ崎に来てもらい、地域経済が潤うような仕組みづくりを検討していきたい」と話している。
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