タグラグビーチーム「茅ヶ崎ブルーフェニックス」が3月7日(土)、8日(日)に秩父宮ラグビー場(東京都)で開催される「サントリーカップ第11回全国小学生タグラグビー選手権大会」に出場する。同チームは、今年度いっぱいでの解散が決まっており、この大会が有終の美を飾る舞台となる。
タグラグビーの特徴は、腰に「タグ」と呼ばれる2本のヒモをつけてプレーするもの。1チーム5人制で行い、相手を止める時やボールを奪う際には相手の「タグ」を取らなければならない。一般的なラグビーとは違い、ボールキックやタックルは禁止されている。
2009年に発足した同チーム。香川小の男女で構成されており、現在は6年生の男子5人、女子2人の計7人。練習は市内のグラウンドなどで週2回行っている。大野喜弘監督は、同チームを「チームワークが良い。試合でスイッチが入ると、前へ出るプレーも見られます」と評する。また「大会出場には7人のメンバー登録が必要なので、1人も欠けることは出来ない。皆、責任感を持って練習している」と大野監督。
南関東大会では5戦全勝
今シーズンの全国へ向けた戦いは、昨年11月の県予選から始まった。上位2チームが次のステップへ進むこの大会で優勝し、南関東大会へ駒を進めた。そして今年1月18日の南関東大会では、6チームの総当たり戦で5戦全勝を果たした。
同じ県代表でもある大和CCブレイブスとの試合では、両チームの安定したディフェンス合戦に。ブルーフェニックスが1点リードの1―0で前半を折り返した。後半はパスを回しながら相手のスペースに入り込み、アタックをみせ加点。6―2で競り勝ち、南関東を制した。
2011年の全国初出場、2013年の全国優勝に続き、3度目の全国となる同チーム。各大会には保護者と共にOB、OGも駆けつけ、チームカラーのブルー一色で応援。選手たちは勇気付けられてきたという。大野監督は「解散することが決まっているので、より一層思い入れの強い大会になる」と意気込む。また、キャプテンの竹内耀輔君は「仲が良いこのチームで全力を出し切って、全国制覇したい」と力を込めた。
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