茅ヶ崎市立小和田小学校(長谷川寛校長)4年1組の児童が2月26日、27日、3月2日、3日の4日間、同校付近の国道1号線交差点で自転車の左側通行を訴える啓発活動を行った=写真。
茅ヶ崎市は2010年度からモデル事業として、学校の周辺の見通しの悪い場所に児童が考案したステッカーを張り、自転車の一時停止と安全確認を促す「オリジナル『自転車止まれ』ステッカー大作戦」を実施。
今回呼びかけを行った同クラスは、昨年同事業に参加した。進級後も自転車に関心を持ち続け、4年生では「総合的な学習の時間」を使って市内の自転車事故を減らし、2015年度以降の自転車事故多発地域の指定をなくすことを目的に自転車の乗り方についての学習を続けてきた。その中で児童は、同所でルールを守っていない利用者がいることに気が付き、呼びかけが実現した。
この日は3グループに分かれた10人ほどの児童と担任、校長のほか保護者や地元自治会などが参加。子どもたちは手づくりのプレートを掲げ「自転車事故を減らすため、左側通行にご協力お願いします」と大きな声で訴えた。また信号待ちしている自転車の通行人に駆け寄っては、手づくりチラシを手渡していた。児童の一人は「面白かった。みんなが左側を走ってくれてうれしかった」と話した。
|
<PR>
茅ヶ崎・寒川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|