市内浜竹在住の坂本陸さん(21)、佳凪子(かなこ)さん(20)兄妹に対し、このほど茅ヶ崎市特別表彰が贈られた。これは、昨年12月の「第6回全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会」での2人の成績を受けたもの。水難救助技術を競うこの大会で陸さんは「男子200mスーパーライフセーバー」種目で日本新記録を樹立して優勝を果たしたほか、個人・チーム計5種目で優勝・2位となった。また、佳凪子さんは「女子50mマネキンキャリー」の種目で大会新記録を出して優勝するなど個人・チーム計5種目で優勝・2位の成績を収めている。
3月31日に茅ヶ崎市役所を訪れた陸さんと佳凪子さんは、服部信明市長から盾と表彰状を受け取った。陸さんは「競技で勝つことが目的ではなく、自分が活躍することでライフセービングへの認知度向上に繋がればと思っています。また、日頃のトレーニングを重ねて海での事故の減少、未然防止を図っていきたい」と話す。佳凪子さんは「日本でライフセーバーがもっと増えて欲しい。自分がその先駆者になれるように、まずは世界大会出場を目標にしています」と話した。
市内に生まれ幼い頃から競泳に親しみ、小学校高学年時にライフセービングに出会った兄妹は、松浪中を経て湘南工科大学附属高校に進学。競泳と並行して藤沢が拠点の「西浜サーフライフセービングクラブ」で活動してきた。現在2人は日本体育大学学友会ライフセービング部に所属し、日々練習に励んでいる。
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