雨にもかかわらず多くの参拝者が訪れた
市内甘沼の成就院（鳴海善通住職）で４月８日、釈迦の誕生を祝う「花まつり」が行われた。
４００年以上の歴史を持つ高野山真言宗の同院。地域に開かれた寺として「交流しやすい環境を作りたい」と30年ほど前から毎年開催している。
この日は吐く息が白く、朝から冷たい雨が降るあいにくの天気にも関わらず、朝から近隣住民など多くの参詣者が続々と祝福に訪れていた。会場では色とりどりの花が飾られた花御堂の中に安置されたお釈迦様の誕生仏に、お釈迦様の誕生時に「産湯に甘露を注いだ」という故事に倣って甘茶を注いで祝福した。
また同院は桜の名所としても知られており、雨にぬれる桜を撮影する姿もみられた。
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