浜須賀中学校女子ソフトボール部(井手裕監督・部員26人)が4月12日、18日に開催された茅ヶ崎市体育協会主催の春季大会で優勝。出場9チームの頂点に輝き、昨年10月の秋季大会優勝に続く連覇を成し遂げた。
「下級生の活躍と運やツキに恵まれての優勝」と大会を振り返るのは小林朱夏キャプテン(3年)。「秋の王者として恥ずかしくない試合をしよう」と臨んだ今大会だったが、練習に熱が入り、大会前から故障する選手が続出。辛勝を重ねた秋季大会同様、厳しい試合展開が続くことになった。
ピンチにも折れず
雨による試合延期に助けられ、故障していたエース・高橋なぎささん(2年)が復帰。準決勝を辛くも1点差で勝ち抜いた浜須賀は決勝で北陽中と対戦した。
くしくも秋季大会の準決勝で接戦を繰り広げた相手。「あちらの気迫も並々でなかった」と井手監督。10―12で迎えた最終回裏、ダブルプレーでツーアウトをとられピンチを迎えた浜須賀だったが、ここから打線が爆発。5連打を放ち13―12で逆転勝ちを収めた。
副キャプテン・小水菜々さん(3年)の父で、応援席から試合を見守った千里さん(49)は「最終回では保護者も心配と期待で祈るばかりだった。そんな中で最後までベストを尽くす子どもたちの姿に優勝への強い意志を感じた」と語る。
井手監督は「ピンチにも気持ちが折れることのない、メンタルの成長を感じた大会だった。それぞれが役割を果たし、苦しい試合を勝ち抜いたことで自信につながったと思う。『県制覇』を目標に、夏の大会でも優勝をめざしたい」と話した。
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