市内高田の町田博さん(77)が、7月17日(金)から19日(日)まで茅ヶ崎市民文化会館で水彩画展を開く。午前10時(初日は正午)から午後5時まで。5年ぶり、24回目となる今回は亡父・子・孫の作品を合わせた、初の「4世代展」となる。
美大を卒業後、自動車メーカーのデザイン部長や武蔵野美術大学の評議員などを務めた町田さんは、市内で絵画教室を開く傍ら1995年から定期的に個展を開いていた。ところが2010年に脳梗塞を患い、以降は教室の数を減らして自宅で療養に努めていた。
転機が訪れたのは2014年。初孫が産まれ、その愛らしさに「このまま死ねない」とやる気がわいてきた。その時から展覧会の復活を計画してきたという。
「生きがい」の恩返し
今回の展示作品は約50点。自身の水彩画やパステル画に加えて、作曲家で絵画にも造詣が深かった亡父の油絵と水彩画、息子の風景写真、1歳の孫が描いたスケッチなどを展示する。また18日(土)には妻・悠子さんが代表を務める「悠の会」の音楽発表会も小ホールで催される。午後1時から。
町田さんは「家族や弟子など周囲の人から生きがいをもらった恩返し。作者の感動が込められた作品を自由な感性で楽しんでもらいたい」と話す。入場無料。問い合わせは町田さん【電話】0467・53・0205へ。
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