市内4社からなる「ちがさき配食事業推進委員会(前田かおり会長=人物風土記で紹介)」が、2月1日(月)からお弁当の宅配事業を開始する。これは地域の人材ノウハウを活かして課題の解決に取り組むコミュニティビジネスで、雇用創出などを目的に「平成27年度茅ヶ崎市商店街にぎわい創出事業」に認定されたもの。(株)ケイ・フロント・サービス(前田かおり代表)、(株)加納食堂(加納利春代表)、(株)Astia(小出俊介代表)、(有)アシスト(野村清美代表)の市内4社が共同で事業を行う。
サービスの内容は、利用者が選ぶ飲食店の弁当を健康飲料とセットにして自宅まで届けてくれるというもの。宅配回数も週3回から5回まで選択でき、月ごとの契約で料金は1セット720円(税別)。お弁当は市内飲食店の「加納食堂」と(株)Astiaの経営する「カンティーヌ・マシュー」が製造し、宅配は乳製品などの配送を行っている(株)ケイ・フロント・サービス、広報は(有)アシストが担当する。4社それぞれが専門分野を活かし、事業を展開していく仕組みだ。
見守りや地域情報も
本事業の特徴は「選べる楽しさ」。メニューの選択肢が少なかったこれまでの配食系サービスと異なり、弁当は選んだ店の味が日替わりで楽しめ、おかずのみのコースや飲み物の選択もできる。また外出することが困難なお年寄りや子育て世代の利用を促進することで、高齢者や子どもの見守りにも繋げていくという。
同推進委員会の前田さんは「サービスを知ってもらえるよう説明会なども予定している。雇用だけでなく、見守りや地域情報の提供も行う考え」と話している。
サービスの申し込みや詳細は同委員会窓口「湘南ミルク&デザート((株)ケイ・フロント・サービス)」【フリーダイヤル】0120・361・492へ。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>