茅ケ崎警察署(山口達夫署長)とハーベスト株式会社ヨシケイ事業部茅ヶ崎寒川営業所が「茅ヶ崎・寒川安全安心まちづくり」に関する協定を締結し、4月18日に茅ケ崎署で調印式を行った。
茅ケ崎署と民間事業者らが連携を強化し、犯罪に関する情報交換を行いながら、茅ヶ崎市・寒川町民の安全で安心なまちづくりを推進することを目的としている同協定。近年、茅ヶ崎市内で振り込め詐欺などの特殊詐欺が増加していることから、食品や食材の宅配を行う同社に茅ケ崎署が協力を呼び掛けたことが協定締結のきっかけとなった。今後同社は高齢者宅に配達する際に、特殊詐欺の被害防止啓発プレートの配布や口頭での注意喚起を行うほか、ひったくりなどの犯罪、迷子・徘徊を見かけた場合は直ちに通報する。
調印式に出席した同社の内田優江所長代理は「お客様、ひいては地域の方々を見守りながら一件でも多く被害を防止したい」と話し、山口署長も「直接年配の方に訴える機会ができて心強い。共に安全安心なまちづくりのために尽力していきたい」と期待を寄せた。
特殊詐欺が倍増
同署管内で2017年1月1日から4月18日までに発生した特殊詐欺認知件数は、既遂・未遂を合わせて46件(前年同日比27件増)にのぼり、同署では管内の高齢者などに注意を呼び掛けている。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>