地域交流会「世界は僕の教室〜日本一周へき地校バイク旅〜」が、6月24日に南湖公民館で開かれた。これは西浜学区青少年育成推進協議会、西浜小学校PTA、西浜中学校PTA、南湖公民館が共催したもの。
当日は浜之郷小学校教諭の西岡正樹さん(65)が講師を務め、約100人が参加。西岡さんは30年間茅ヶ崎市内の公立小学校で教諭を務めた後、延べ5年間にわたり世界60数カ国をバイクで旅をした経歴を持つ。昨年5月から今年3月にかけて全国の「へき地校にある小学校・小中学校」を訪問。バイクで総走行距離約1万4800Km、45都道府県を旅し、65校を巡った。
講演では、スクリーンに旅中の写真を映しながら、巡った各学校の印象や人との出会い、ハプニングなどを語った。西岡さんが「へき地の子どもたちは自尊感情が低い。それはなぜ」と質問を投げかけると参加者が各々の意見を話し、西岡さんは「へき地では子どもの数が少ないから常に人から大切にされている。だから人より優れようとする競争意識が少なく、自尊心も低くなっていく」と答えた。
西岡さんは「地域と学校と家庭、その3つが繋がることが、子どもたちを支え、育てることになる。へき地校の実態を目にして感じたことだが、都市部の学校にも同じように言えると思う」と語り、その後に設けられた質疑応答の時間には、参加者と交流しながら、丁寧に答えていった。
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