ソフトボールよりひと回り大きいボールを使うスローピッチソフトボール大会「第14回日野原重明カップ」が9月8日と9日に東京都で行われ、市内から出場した「メイジャ・マクレ茅ヶ崎8」と「同サザン7」の2チームが各部門で優勝した。茅ヶ崎8は昨年に続き2連覇、サザン7は全4試合完封と記録に残る勝利を飾った。
神奈川県や東京都、静岡県、長野県などから25チームが参加した同大会。60歳以上、68歳以上、75歳以上の世代ごとの部門に分かれて熱戦を繰り広げた。
茅ヶ崎8は75歳以上の部門に出場。予選リーグから準決勝までの3試合すべてに9点差以上を付け、相手チームを圧倒した。同じく茅ヶ崎市のビッグベアーズ8との決勝では、5回まで両チーム無得点で進み、6回に2点を先制するとそのまま2対0で逃げ切った。
68歳以上の部に出場したサザン7は、投手陣が好投。決勝ではメイジャ・マクレ大田(東京都)を相手に危ない場面もあったが、守備でカバー。3回に先制すると勢いづき、6対0で全4試合完封を達成。ピッチャーにメンバーが駆け寄り、喜びの声を上げた。
より生き生きと
ボールが大きいスローピッチソフトボールは、接触を避けるよう守備用・攻撃用のベースを設置。山なりの投球を義務付けるなど安全性に配慮されており、健康増進や仲間づくり、セカンドライフの生きがいを目的にシニア世代に広がりを見せている。
茅ヶ崎市内には2団体あり、5チームがリーグ戦を行っている。優勝した2チームが所属する「メイジャ・マクレ茅ヶ崎」の石井肇(はじめ)代表(71)は「茅ヶ崎のシニアが活躍してくれてうれしい。仲間が増えて地域がもっと元気になってくれれば」と話した。
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