手づくりのターザンロープやブランコ、七輪でおやつを焼いたり、工作や絵を描いたり、時には喧嘩をしたり。子どもたちがやってみたいことを自由にできる遊び場『ちがぼ〜(茅ヶ崎に冒険遊び場をつくろう会)』には、のびのびと遊ぶ子どもたちの笑顔が弾けていた。
冒険遊び場は、そこにある道具や自然素材を使用して子ども自身が「遊び」を作り出し、その遊びを見守る大人がいる野外の遊び場のこと。NPO法人日本冒険遊び場づくり協会が主となり全国に広がりを見せている。
ちがぼ〜は、同協会の趣旨に賛同した大人たちが2005年に設立。07年から10年までは市との協働事業として、11年からは委託を受けて市民の森(堤716)などで活動を続けてきた。昨年からは、茅ヶ崎公園横(体験学習センターうみかぜテラス西側)でも開かれるようになった。運営には、2代目代表の越地清美さん=人物風土記で紹介=を含め9人が携わり、さまざまな経験を通して心豊かに育つことを全員が願っている。
けがと弁当は自分持ち
自然と向き合う機会が多いちがぼ〜では、けがを含め自分の責任で遊ぶことが約束のひとつにある。食べるものも、もちろん持参だ。
1月25日に市民の森で開催されたちがぼ〜には、半年ぶりに訪れたという岩崎蒼馬さん(13・みずき在住)の姿があった。小学1年から毎月遊びに来ており、当時参加していた中高生からたくさんの学びを得たという。成長した今、「今度は自分の番」と、積極的に幼い子たちの面倒を見ている。越地代表は、「ちがぼ〜は子どもだけでなく、大人も成長できる場所。これからも継続的に活動を続けるので、一緒に楽しめる仲間を募集しています」と話している。詳細はフェイスブック「ちがぼ〜」へ。
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