部員全員の大きな目標となっている”全国”への距離がまた一歩近づいた―。
茅ヶ崎市立萩園中学校の女子ソフトボール部が7月30日に行われた神奈川県大会決勝で、横須賀市立常葉中学校に1─0で競り勝ち、145チームの頂点に立った。
チーム状態が悪かった昨秋以降、徹底的に精神面から鍛え上げた。3・11の震災後、支援物資を送った岩手県宮古市のソフトボール部からお礼と部活動への意欲が込められた手紙が届いた。「ソフトボールができるというだけで幸せなことなんだ。試合でピンチになったら(被災地の)みんなのことを思い出せ」と井手裕顧問は檄を飛ばした。
これに奮起し、チームは連戦連勝。春の市、湘南大会、夏の市、湘南、県と全ての大会に優勝し、関東の切符を手中にした。「勝ちパターンがない珍しいチーム。どんな試合展開になっても凌いできたのが自信となっている」と井手顧問。
関東大会は8月8日(月)から10日(水)まで茨城県那珂市で開催される。過去最高の関東ベスト8を突破すれば夢の全国大会出場が実現する。強い絆を胸に、さらなる躍進を狙う。
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