川上音二郎没後一〇〇年・川上貞奴生誕一四〇年記念事業の一環として製作した街歩き地図「地図でめぐる 茅ヶ崎と藝能」が完成し、今月10日(土)から市観光協会や市美術館などで無料配布される。
地図は音二郎、貞奴のいた明治期のものと現在の茅ヶ崎の地図を重ね合わせたつくり。メーンとなるのは作家江見水蔭(1869〜1934)が音貞をモデルにした「霙(みぞれ)」の世界。作品に出てくる当時の茅ヶ崎駅から海岸までの風景を、大磯町郷土資料館などから借りた古い写真とともに辿っている。また地図には茅ヶ崎ゆかりの芸能スポットも紹介されており、徒歩、自転車で回るモデルコースなども記載されている。
「当時の地図、資料収集から始め、試行錯誤して何とか完成しました。街歩き地図として後々まで使えると思います」と企画編集に携わった野崎幸夫さんは話している。地図は5000部作成、A2版サイズ。
問合せは観光協会【電話】0467(84)0377まで。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>