狂言ワークショップ 由緒正しき「笑い」に挑戦
大蔵流狂言師の茂山あきらさんらが講師となった「茂山狂言体験ワークショップ」が1月14日に茅ヶ崎市民文化会館小ホール舞台上で行われた。当日はキッズコース7人、一般コースに16人が参加した。
茂山さんは室町時代に生まれた喜劇「狂言」を「生活の中の失敗談や夫婦げんかなど、現代と共通する身近な題材が笑いのテーマとなっている」と分かりやすく説明した後、さっそく実践指導。キッズコースでは狂言の台詞の覚え方の「口うつし」や「笑い・泣きの演技法」、「すり足での歩き方」などを直接教えた。参加者の子どもたちは慣れない姿勢や発声法に戸惑いながらも体を動かして身に付け、堂々とした演技を見せる場面も。ワークショップの後には茂山さんらによる狂言「痔痢(しびり)」が披露された。茂山さんは「日本の芝居の原点に触れ、狂言の面白さを身近な人に広めてもらえれば」と話していた。
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