市民のための放送局を 「FMちがさき」開局目指す
市内の有志らが、コミュニティ放送局「FMちがさき」設立に向けた活動を行っている。ここでは災害時の緊急情報の伝達、異世代・異文化の新たなコミュニティの創出、茅ヶ崎の郷土や生活情報発信などを目的として「市民が参加し、市民のためのラジオ放送局」の開局を目指している。
20年程前にも現・県議会議員の岩本一夫氏らによる「茅ヶ崎にコミュニティ放送を」という提案があったが、立ち消えとなっていた。しかし、昨年の東日本大震災を機に、災害時のラジオの重要性が見直され、全国で数多くのコミュニテイ放送局が設立。現在では260局にのぼる。その中で「茅ヶ崎にも」という声が改めて大きくなっている。有志らは被災地のほか、小田原、横手、湯布院などの放送局を視察し、コミュニティ放送局のありかたについて考えてきた。
設立に向けたワークショップも
今後は有志らによる「FMちがさきを創ろう会(仮称)」が中心となり、市などの協力を仰ぎ、7月頃から月2回、全12回程度で市民参加型のワークショップを開く。
ここでは「FMちがさきでできること、したいこと、もたらすもの」や「FM局設立への課題と対策」などを話し合う予定。また、具体的な設立時期や運営方法などについても、ワークショップの結果を踏まえて決定していく方針だ。
同会事務局の藤川忠彦さんは「市民によるコミュニティ放送局設立を目指しています。興味を持った多くの市民の方に、ぜひ参加してもらいたいです」と話している。問い合わせは藤川さん【携帯電話】080・3387・6669まで。
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