母親目線の野球チーム 湘南ヤングスラッガーズ
3年前に創部した中学生の硬式野球チーム「湘南ヤングスラッガーズ」。昨年4月にヤングリーグに加盟した新しいチームだ。まだ公式戦で勝ったことがなく、「公式戦1勝」を目指して日々練習に励んでいる。
代表を務めるのは、夫婦で一級建築士事務所を営んでいる境入美穂さん。
創部のきっかけは、息子の尚行君(第一中3年)が小学1年生から野球チームに入っていたこと。「練習で疲れ過ぎてしまって、勉強をする時間がない状態だったんです。野球を一番頑張ってほしいけれど、他の事も一生懸命やってほしくて」。母親の目線で理想のチームを目指した。創部後は、仕事で使っている資材置き場にグラウンドと、ブルペン兼バッティングゲージを整備。毎週土曜と日曜になると、子どもたちの元気な声が響いている。
創部時に3人だった選手は、現在10人。やっと試合ができる人数まで集まった。「今年の夏休みに練習試合で初めて勝ったんですよ」と境入代表。3年間で初の勝利は、練習試合だが「大きな一勝」だった。副将の伊藤英大君(第一中2年)は「このチームで良かった。野球をずっと続けて行きたいです」。人数が少ないこともあり、チームの雰囲気は和やかだが、「野球が好き」、その思いは強い。
主将を務める尚行君は「目標は10月に行われる東日本ブロックの大会で一勝すること。守備の強化と意識を高く保つことが一番の課題」と意気込む。スラッガーズというチーム名の通り、打撃に勢いのあるチームに育つことを期待したい。
チームに関する問合せは、境入代表【携帯電話】090・9851・0260へ。
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