今年もシラス漁が最盛期を迎える。
茅ヶ崎市内の網元北村水産(柳島海岸)では、3月11日の解禁直後の不漁を経て、5月に入ってから多い時は1日40〜50kg獲れるようになったという。収穫したシラスは「生しらす」の他、釜茹でして天日干しした「釜揚げしらす」などとして店頭に並ぶ。
北村水産は、以前は定置網漁を主体とした漁業を行っていたが、22年前からシラス漁(船曳シラス漁)に注力するようになった。この時期は、日の出の午前5時半頃に出港し、相模湾沖約500〜600m(水深約7〜8m)で漁を行っている。水温が高くなる夏頃には、船が操業できるギリギリの水深2〜3mの領域が漁場となるという。
現在は、代表の北村格さん(70)と息子の充史(あつし)さん(40)、代表の弟さんとその息子さんの4人で船を出している。「海は黒潮等の自然のメカニズムが働く。ある日突然大漁となることもあるし、シラスと追いかけっこしているみたいだけど、楽しいよ」と北村代表は充史さんと一緒に、茹でたてのシラスを見ながら話していた。
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