市内南湖在住の音楽ライター・鈴木カツさん(71)がこのほど最新刊「ボブ・ディランのアメリカ 愛聴盤101枚の世界」(クリンク)を発表した。
ディランやアメリカのルーツ音楽に造詣が深く、多数の関連著書や明治大学での講義など、今も現役で活動する鈴木さん。今作はディランが若い頃に親しんでいたレコード101枚を紹介している。通常の伝記本と異なり、ミュージシャンの音楽背景に迫った1冊となっている。
「過去の取材記事や伝記本などを調べて出てきた作品を1年ほどかけて聴き直しました。ジャズやロック、フォーク、ブルースなど1950年前後の黄金期の音を書き記しています。僕もディランと同じ世代なのでリアルタイムで聴いていた音楽ばかり」と鈴木さんは話す。現在は秋ごろに予定しているという次作の構想を練るなど、音楽文化を伝えたいという情熱はいまだ健在だ。最新刊に関する問い合わせは芽瑠璃堂【電話】049・289・3213へ。
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