「ただ笑顔が見たいから」 吉政肉店
細かい技で旨さを届ける
店主の吉川和夫さんは「吉政肉店」の３代目。肉の切り方１つにもこだわる匠の技に「正直な仕事をしたい」という強い意志が表れる。客の好みは肉の厚さまで把握して切り分けている。
地域の人に愛され、付き合いは孫の代にまで。「休みで帰郷した若い子達が『おじちゃん肉切って』と毎年来てくれる。ありがたいね」と嬉しそうに笑う。人気の一つに店自慢のタレもあり「よりおいしく食べさせたい」という気持ちから作るその味は感激の声を生む。「わざわざお礼に来てくれるのよ」と匠を長年支える妻、忍さんも話す。
「食べる時の笑顔を直接見たい」と純粋な思いから始めた「焼肉吉政」にも連日新鮮な肉を届け、多くの人の舌を唸らせている。
（住）茅ヶ崎市東海岸北１の２の15
【電話】０４６７・８３・３５００
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