茅ヶ崎市は、神奈川県が現在調査を行っている「土砂災害警戒区域」の指定内容を受け、2015年度以降にハザードマップを作成する見込みだ。このマップは「土砂災害警戒区域」等が指定されると、当該の自治体らによる作成が必要となる。来年度以降に、市内には区域指定される場所があることが確実視されており、市内で最も調査が進んでいる小出地域では、10月に調査結果の説明会が開催されるという。
24カ所が危険指定
現在、市内には1999年制定の土砂災害防止法に基づく「土砂災害警戒区域」と、より危険度が高い「土砂災害特別警戒区域」の指定はない。しかし、急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律(通称「急傾斜地法」)に基づく「急傾斜地崩壊危険箇所」は23カ所、「土石流危険箇所」は1カ所の指定がなされている。
市内北部を重点巡回
この指定カ所の安全対策のために、市は防災パトロールを実施している。特に危険度が高い赤羽根3カ所、行谷2カ所、堤2カ所、甘沼1カ所では、毎年梅雨時前に目視などで点検を行い、防災対策を行っているという。2014年度は6月26日に実施された。
先月広島で発生した大規模土砂災害後から「うちの裏山は大丈夫か」などの問い合わせが多くなっているという。担当の市防災対策課は「台風や集中豪雨などで、お住まいの地域で普段と違う状況がありましたら、すぐに連絡を」と話している。
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