「地域の繋がりで実現した」と栗田社長
茅ヶ崎市内と藤沢市辻堂周辺の飲食店43店舗が、焼酎銘柄「宝山（ほうざん）」（西酒造）のアレンジカクテルを提供している。これは同焼酎のアレンジが正式に容認され、提供している稀有な企画で「飲食店を経営する青年たちがこんなに団結している地域は他にない」と同酒造が感銘し実現したもの。当初は夏季限定だったが、現在でも続行されている。
同酒造考案の３種の宝山カクテルをそのまま提供している店舗や、さらに独自のアレンジを加えて提供している店舗もある。市内に２店舗展開する「とり介」（栗田大介社長）では、ミントを効かせた「イモヒート」などを開発し提供中だ。この企画の発起人である栗田社長は「朝のテレビ小説で酒造が着目されているので、同じ醸造酒としてこの焼酎と飲食店の理解が進むことも期待している」と話す。
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