梅田小学校(竹内清校長)の児童らが、このほど市や企業などと連携した「古本回収プロジェクト(FKP)」を実施し、古本を売却して得た売上金8835円を10月21日に市の「太陽光発電設備普及啓発基金」と「緑のまちづくり基金」に寄付した。
これは子どもたちにリユース(再利用)を通して環境保全の大切さを学んでもらおうと、9月24日に開催された「ちがさき環境フェア2016」にブースを設けて古本の回収を実施したもの。回収された本の買い取りはブックオフコーポレーション(株)が行った。
活動の中心となったのは梅田小6年生からなる運営委員の児童らで、事前に本の提供を求めるポスターやチラシを作成、校内での広報活動や家庭への呼びかけを行い、イベント当日は古本を持ち込む市民の対応などを体験した。
イベント当日は悪天候で古本が200冊ほどしか集まらなかったため、同運営委員から「イベント後にも同校での回収をしよう」と提案、校内で呼びかけを行い861冊を回収した。
市役所で実施された贈呈式には服部信明市長をはじめ、ブックオフコーポレーション(株)の堀内美堅チーフマネージャー、同校教諭や運営委員の児童らが参加。皆川遥香委員長から服部市長に寄付金が手渡された。服部市長は「この事業の大切さを肌で感じてもらえたと思う。今後も色々な資源を大切にしていく主役になってほしい」と述べた。
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