賞状を手にする竹内理事長
茅ヶ崎市資源分別回収協同組合（今宿８２９／竹内一成理事長）がこのほど「平成28年度神奈川県優良組合及び優良役職員表彰（組合の部）」を受賞した。
これは、県が事業活動を活発に行い業績が優良で他の模範となっている中小企業組合を優良組合として表彰しているもの。１９５５年度に始まり今回が62回目となる。
同組合は平成５年の設立以来、茅ヶ崎市から資源物収集運搬業務などを受注し、市内の環境保全リサイクル推進に大きく貢献するとともに組合員企業の経営安定と事業拡大に大きく寄与している。また同組合事務所は市の資源物搬入先に指定されており、業務全般にわたって地域住民へのサービス向上に努め、市を補完する公共的な役割を果たしていることが評価され、今回の受賞につながった。
竹内理事長は「市民や市から長年にわたり育てて頂いたおかげ。信頼関係を築けるよう努力を続けてきたことが評価されたのはありがたい。今後一層、市民や市の信頼に応えられる組織を目指す」と話した。
市内10社で組織
同組合は市内に事業所を構える（株）伊藤善商店、(有)坂本商店、（株）鈴木商店、山崎商工美化サービス（株）、(有)上野商店、（株）平本商会、(有)水島商会、(有)竹内商店、（株）栄和産業、神奈川サンライト(有)の10社で組織。パッカー車８台、４ｔトラック２台、２ｔトラック４台、軽トラック１台、フォークリフト１台を保有している。
設立当初は、市の資源ごみなどを選別する施設の運営を担っていた同組合。現在は茅ヶ崎市より「資源物収集運搬業務（ビン・缶・ペットボトル・古紙類・衣類・プラスチック類など）」「収集容器（コンテナ・ネット袋）配布業務」「有価物売却業務（古紙類）」「資源物搬入受付業務（一般家庭から排出された資源物）」「大型ごみ等戸別収集運搬業務（特定粗大ごみなど）」などの資源物等に関する業務を受託している。
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