江戸の名奉行・大岡越前守忠相公の偉業をしのぶ茅ヶ崎市の祭典「第62回大岡越前祭」が、4月22日(土)と23日(日)に開催される。今年はビッグパレードと合わせ、市制施行70周年記念パレードも同時に行われる。
同祭の呼び物となっているビッグパレードは、23日午後1時に茅ヶ崎小学校で出発式が行われる。大岡越前が活躍した当時の衣装を身にまとう越前行列のほか、今年は市制70周年パレードも加わり、茅ヶ崎駅周辺を練り歩く。パレードルート周辺は当日午後0時30分から3時にかけて車両通行規制が予定されている。
また22日には、浄見寺(堤4317)の周辺で「地元まつり」が開かれる。大岡越前法要は午後3時から本堂で行われる。午前10時からは、ダンスや和太鼓の披露、地元出身のお笑いコンビ「囲碁将棋」やシンガーソングライター「HARUNA」さんらが登場するステージが企画される。
産業フェア・市民まつりも
22日・23日にかけて総合体育館では「ちがさき産業フェア」が開催。時間は午前10時から午後5時(最終日4時)まで。当日は、飲食や物販、各種体験など市内各種企業が出店し「自慢の品」をPRする。
今年は、同会場内にて市内ディーラー各社による車の展示や点検を行う「チガサキモーターショウ」や、株式会社オーテックジャパンによるレーシングカー展示も行われる。
中央公園では23日(日)午前10時〜午後4時まで、春の市民まつり、農業まつり、みどりフェアも開催。
茅ヶ崎市と忠相公
大岡越前として知られる大岡忠相公。八代将軍・徳川吉宗の時代に、当時としては異例の41歳という若さで江戸南町奉行に抜擢され、手腕を振るった。忠相が眠る浄見寺は、忠相の先祖である大岡忠政が屋敷を構え、建立したもの。
祭りの起源は、大正元(1912)年に忠相公の生前の功労に対して従四位が贈位されたことが機と言われる。関東大震災などにより中断された時期もあったが、昭和31(1956)年に「第一回大岡祭」として復活、現在に至るまで「かながわのまつり50選」として広く親しまれている。
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