30年以上前から毎朝、自宅近くの道路や公園などを清掃し続けている本村在住の徳島徳義(のりよし)さん(80)。
決まったルートを1時間近くかけてごみを拾って歩くだけでなく、草刈りや落ち葉掃きなども買って出る。その理由を「自分の歩いている場所がきれいに片付いていると嬉しいし、気持ちが良いでしょう」と笑顔で答える。
徳義さんは佐賀県出身。幼い頃から掃除が好きな子どもだったという。進学を機に横浜へ。ビール会社に勤め、結婚して茅ヶ崎の浜見平に移り住んだ。その頃から休日にバス停など自宅の周辺を掃除するようになり、30年ほど前に本村に引っ越してからも継続。その活動が社内報で紹介されると日刊紙の目に留まり、夕刊でとりあげられた。
定年後は毎朝の習慣に。朝に雨が降っていれば夕方に出かけていく。それは元日でも変わらない。「好きでやっていることだから、交通事故にだけは気を付けてと送り出しています」と妻の郷子さん(77)。通行人から「いつもご苦労様です」と声をかけられることもあるという徳義さんは「健康な限り続けていきたい。でも、杖をついてもやっているかも」と笑ってみせた。
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