茅ヶ崎市保育士会が11月16日(木)に兵庫県で開催される「第61回全国保育研究大会」に関東地区代表として出場する。市保育士会が発足して以来、初のこと。
保育士会は、「子どもの育ちを支え、保護者の子育てを支え、子どもと子育てにやさしい社会をつくる」ことを目的に活動する団体。保育士の専門技術向上や働きやすい職場環境づくり、地区保育事業の進展などを目指し、研修会などを実施している。茅ヶ崎市保育士会は神奈川県保育士会に属し、市内の6つの公立保育園、2つの私立保育園の計8園が加入している。
同大会は全国社会福祉協議会や全国保育協議会、全国保育士会らが主催。保育・子育てに関する多様なテーマで研究協議を深め、保育の質の向上を目指す目的で開催されている。
市保育士会では、毎年、各園から推薦された代表者によって茅ヶ崎市保育士会内容研究会を結成し、2年後の研究発表の準備を進めている。研究テーマは8つあり、全国社会福祉協議会から割り当てられる。今回は子どもの成長と発達に対し保育所ができることに関して発表することとなった。保育研究アドバイザーの林美さんの助言も受けながら、2015年4月から約2年にわたり、毎月一回開催される勉強会で若手からベテランまで活発に意見を交わし、完成にこぎつけた。大会は代表者が登壇し、参加者全員の前で資料を用いて発表するプレゼン形式。メンバーは「研究もさることながら、資料の準備や台本など、プレゼンの準備が一番大変だった」と振り返る。
同研究会は4月の「神奈川県保育事業大会」、7月の「関東ブロック保育研究大会」で高い評価を受け、関東地区の代表として全国大会への出場を決めた。「発表内容も含め、実践的な研究が評価されたのでは」とメンバーは話す。
同研究会の全国大会出場を前に、保育士会の代表らが10月19日に服部信明茅ヶ崎市長を訪問。研究会のリーダーは「全国の場で得たものを実際の保育の現場で活かしていきたい。今回の出場をきっかけに保育士会に参加してくれる園も増えてくれれば」と語った。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>