「どっこいどっこい」という掛け声が施設内に響いた
市内円蔵のデイサービス「デイサロンいきいき鶴が台」で７月14日、浜降祭にちなんで制作された手作り神輿を利用者たちが担ぎ、施設内をにぎやかに行脚した。
神輿はすべて利用者による手作り。約30人が２週間かけて制作した。段ボールやチラシ、さらしなどを材料に、高齢者でも担げる重さになっている。昨年はチラシなどをちぎって作った神輿の貼り絵を制作したが、「今年は本物を担ぎたい」と企画。完成のお披露目当日に利用者で浜降祭を模して神輿を担いだ。
新栄町在住の井上節子さん（90）は「息子に借りた半纏を着ると元気が出る」と話し、赤羽根在住の佐藤ナヲヱさん（105）は「昔を思い出して楽しい」と、神輿を担ぎながら相州神輿独特の「どっこいどっこい」という掛け声とともに施設内を練り歩いた。
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