歌舞伎体験ワークショップが2月16日と17日、茅ヶ崎ゆかりの人物館で行われた。16日の午後1時の部には8人が参加し、歌舞伎の衣装を着て、場面の台詞を読み上げた。
同企画は神奈川県ゆかりの文化を現代技術と融合させ、新たな文化芸術として魅力を再発信する「カナガワ リ・古典」が茅ヶ崎で開かれることを受けて実施された。
当日は、宗家立花流の立花寶山(ほうざん)氏(71)が歌舞伎の成り立ちや、茅ヶ崎に別荘を構え今年生誕180年を迎えた歌舞伎役者・九代目市川團十郎を紹介。子どもたちは歌舞伎衣装を身にまとい、劇中に感情の高まりを表現する技法「見得(みえ)」の動作などを習得していた。
香川小学校に通う松村あゆみさん(7)は、「歌舞伎のお化粧に興味があって参加した。衣装を着るのは楽しかった」とにっこり。立花氏は「伝統文化は現代文化の根っこであり、文化の発展に欠かせない。家族で歌舞伎を身近に感じてもらいたい」と話した。
リ・古典は、明日23日(土)に茅ヶ崎市民文化会館で催される。
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