作品「時空旅行」と清水さん
矢畑在住の画家・清水修二さん（52）＝人物風土記で紹介＝がこのほど、「第５回宮本三郎記念デッサン大賞展」で入賞した。作品のタイトルは「時空旅行」。色鉛筆を駆使し明るい色味を使いながら、生命の神秘に迫った作品だ。
デッサンの名手と呼ばれた故・宮本三郎氏の名を冠した同賞。昨年には宮本氏の故郷である石川県小松市の「宮本三郎美術館」に、今年１月から３月までは世田谷の「宮本三郎記念美術館」に展示された。清水さんは「見ていただいた人の心を動かすきっかけになればうれしい」と話した。
普段は油絵を中心に描いている清水さん。南国の景色を想起させる、明るい色を生かした開放的なタッチが特徴で、動植物を描くことが多い。これまで絵画展での受賞を重ねているほか、２００９年からは個展も継続的に開催するなど活躍の幅を広げている。
油絵作品の「楽園」
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