新型コロナの影響で、7月にフランスで開催予定の一輪車大会が延期になった。過去の国際大会で活躍し、今回も出場予定だった十間坂在住の内田碧さん(高2)、岬希さん(中3)、侑希さん(小6)に思いを綴ってもらった。
(碧さん)自粛期間は、運動施設で練習できなくなりました。小学4年で一輪車を始めてから練習は日常の一部でしたが、それが変わりました。
それまでは、大会でよい成績を取らなきゃいけないという焦りがありました。しかし目標の大会が無くなり、緊張の糸が途切れてしまいました。
先日、久々に思いきり乗ると純粋な楽しさを感じました。「一輪車に乗れるのは、決して当たり前のことではない」という発見をしたのです。
いまは基本から見直し、次回の大会へ向け練習を重ねています。また今回改めて、一輪車の楽しさを知ってほしいと思うきっかけにもなりました。機会があれば地域の催しなどで披露し、魅力を伝えていきたいです。
(岬希さん)今回は、ジュニア枠での最後の出場チャンスでした。日々の練習はもちろん、海外選手と積極的に連絡をとり最新情報を得てきました。一輪車メーカーにアピールしスポンサー契約を結ぶことをめざしていましたが、そのチャンスも遠のきました。
自粛期間中は体育館も使えません。しかし「自分が環境に合わせること」も大切だと学びました。たとえば不安定な屋外の練習で力をつければ、室内ではよりよい技を発揮できると思います。ジュニア枠は逃しましたが、シニアでも通用できる技を磨きます。
(侑希さん)昨年、小学生の一輪車ハーフマラソン日本記録などを作り、国際大会でそれを上回る成績を残したいと思っていたので、残念です。
いまはロードバイクに乗って遠出したり、食事をたくさんとって体力は維持しています。またこの期間、家族でよく遊んでいました。僕たちは家族で協力して大会に臨んでいるため、家族の仲や信頼を深めるよいタイミングだったと思います。
中学になってからも大会で活躍できるよう、力を蓄えたいです。
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