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茅ヶ崎版 公開:2020年11月20日 エリアトップへ

湘南ビジネスコンテスト 健康野菜で「八〇八(やおや)」が大賞

社会

公開:2020年11月20日

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菊芋をPRする植竹さん
菊芋をPRする植竹さん

 茅ヶ崎市、藤沢市、寒川町の2市1町から新規ビジネスプランを募る「湘南ビジネスコンテスト」の最終審査が11月5日、藤沢商工会館で行われ、(株)八〇八(藤沢市善行)の発表した「健康野菜”菊芋”を活用したこれからの地域活性循環型ビジネス」が大賞と視聴者賞をダブル受賞した。同社の植竹雪乃さん(31)は「(期待されていた分)受賞出来てほっとした。応援してくれた周囲のおかげ」と笑顔をみせた。なおビジネス準大賞には茅ヶ崎市の(株)Agnaviが選ばれた。

 今年は27組の応募から勝ち抜いた6組のファイナリストが、最終審査でプレゼンを行った。

 八〇八は、農家の高齢化や後継者不足などで使われなくなった「休耕地」で、菊芋栽培に携わる新規就農者を支援することで、農業の活性化に貢献するというプランを提案。さらに、そこで栽培された菊芋を活用した、青汁や茶、チップスなど加工品をつくり、飲食店やスーパーをはじめ、多様な業種と市場に参入することで、地域の経済活動活性化に寄与すると発表した。

 審査では、菊芋が藤沢市の名産品となる期待や、市内に把握しているだけで13万1800平方メートル(東京ドーム3個分)ある休耕地を活用し、農業の活性化に寄与している点などが評価された。

地域で”農”循環

 新たに農業を始める人にとって、土地の確保や設備・機材などの初期費用、販売先の開拓、収入額は大きな壁となり、途中で辞めてしまう人も少なくないという。

 今回のビジネスプランは、藤沢市内でほぼ無料で借りることのできる休耕地で、コストのかかる農薬や化学肥料に頼らず、初心者でも育てやすい菊芋を栽培。同社が買い取り、加工品などを販売することによって菊芋を名産品として普及させ、就農者は安定した収入を得られる仕組みを考えた。植竹さんは「これからは持続可能な経営が求められていると思う。今後も地域での活動を中心に、湘南地域で経済を循環していけたら」と期待を込めた。

食・農のサイト構築

 ビジネス準大賞を受賞した茅ヶ崎市の企業・(株)Agnaviは、食品・農業界を対象とした情報サイトの構築事業を提案。生産者と消費者をつなぐ、新しい情報の流れを作る試みが高く評価された。

 そのほかの受賞企業・団体は次の通り。▽スタートアップ賞…湘南航空研究所▽審査員特別賞…合同会社P&F▽視聴者賞…(株)八○八▽かながわ信用金庫賞…(株)ふじさわびと。▽湘南信用金庫賞…(株)カブキ

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