「あの月に向かって打て！」より(C)寒川一之／小学館
茅ケ崎北陵高校出身の漫画家・寒川一之さん（48）が週刊ビッグコミックスピリッツで「あの月に向かって打て！」を連載している。受験に失敗した高校生が野球と出会うストーリー。最新刊が30日に発売予定だ。
寒川さんは寒川中学校時代に野球を経験。茅ケ崎北陵高校時代はバスケ部に入り、野球はもっぱら観る側になった。卒業後はアルバイトをしながら好きな漫画を読みふけり、茅ヶ崎に転居後はよくダイクマ屋上のゲームセンターに通っていたという。スポーツ選手の模写などが得意だったこともあり、その後漫画家を志望。その後、河合克敏氏（『帯をギュっとね！』などの作者）の下で働き、月刊誌に自身の作品が掲載されるようになった。
これまでにサッカーや野球をテーマに連載、主人公たちが数々の強豪に出会い、成長する姿を描いてきた。少年サンデーに連載された「ＧＯＬＤＥＮ☆ＡＧＥ」には茅ヶ崎の駅周辺や海岸などの風景も登場する。
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