後列左２人目から高橋社長、佐藤市長、川崎社長前列左２人目から彩葉ちゃん、風海ちゃん
新入学児童向けの交通安全啓発用物品寄贈に対する感謝状の贈呈式が、２月19日に市役所分庁舎で開かれた。アスファルト舗装の切断やコンクリート構造物の工事等を行う第一カッター興業株式会社（萩園・高橋正光社長）と、ビジネス動画制作やソフト販売を手がける株式会社ウェブデモ（浜之郷・川崎実知郎社長）に、佐藤光市長から感謝状が贈られた。
茅ヶ崎市の財政状況が厳しい中、来年度から無料配布ではなく家庭負担での購入となる予定だった小学校の黄色い帽子。それを知った両企業が協力を申し出て、第一カッターから黄色い帽子２１４０個、ウェブデモから横断旗３００本が市に寄贈されることとなった。
式典には、今年４月から新１年生になる和田風海ちゃんと仙田彩葉ちゃんも出席。壇上で高橋社長に帽子を被せてもらう一幕もあった。風海ちゃんは「ちょっと緊張した」と話し、彩葉ちゃんは「学校が楽しみ」と笑顔を見せた。
第一カッターの高橋社長は「子どもたちを守っていかなければならないと今日改めて思った。そう思える人、企業を増やせるような活動を一企業から発信していきたい」と話した。
ウェブデモの川崎社長は「地元小学校には娘も通っていた。茅ヶ崎に住む市民、経営者として何かできないかと考え、寄贈させていただいた。またいろいろな形で協力したい」と思いを語った。
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