商品を手にする田中重光社長（中央）ら同社社員
日本精麦（寒川町田端）がこのほど、新ブランド｢+mugi｣(プラスムギ)を立ち上げ、１月18日に藤沢市内でお披露目会が開かれた。
１８９５（明治28）年に創業し、主に大麦を原料とした製品を製造、販売してきた同社。「麦製品の魅力をもっと多くの人に知ってほしい」と２０１９年には「江の島プリン」を立ち上げて、人気を博している。
新ブランドでは、高い栄養価と保湿・美肌など美容効果で知られるハトムギに注目。田中重光社長は「当社でもハトムギ関連の製品の取り扱いが増えていたが、手軽に食べたり使用できる商品は少ない、と感じていた」と話す。
そこで「内面・外面からキレイになりたい30〜50代の女性」をターゲットに、２年前から商品開発に着手。協力工場などと試作を重ね、このほど化粧水とスープ３種類の販売にこぎつけた。
化粧水は国産久留米ハトムギエキスと同社が独自に抽出したハトムギ油を配合し、高い保湿効果にこだわった。
またスープはレトルトタイプ（１８０ｇ）で、トマトベースの「ミネストローネ」、ジャガイモと玉ねぎのフレンチクリームをベースとした「ヴィシソワーズ」、赤いんげん、白いんげん、ひよこ豆が入った「３種の豆スープ」をラインナップ。今春には麺製品を発売する予定という。
販売はオンラインショップを中心とする予定。田中社長は「今後も幅広く商品を展開し、ハトムギを通じて手軽に『美と健康』を多くの皆さんに届けていきたい」と話した。
詳細は「プラスムギ」で検索または【電話】０４６７・７２・３６２１へ。
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