神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

市民グループ「さがみはらぶ」 施設貸切り大型イベント 「ぶんか祭」で地元愛表現

文化

公開:2014年7月10日

  • LINE
  • hatena
全ての企画は、少数の運営メンバーと出展者らが考える
全ての企画は、少数の運営メンバーと出展者らが考える

 「相模原市を愛する人」がフェイスブック上で交流し、活気あるまちづくりをめざして意見交換をする市民グループ「さがみはらぶ」(鈴木猛代表)は、8月31日(日)に初の「さがみはらぶんか祭」を開催する。グループでは、より多くのユーザー(フェイスブックの参加者)の表現の場を作り、そこで生まれた繋がりが、新たな活動の芽を生み出す可能性に期待を寄せている。

 相模原を中心に、文化・経済・政治など多ジャンルにわたって話題を共有し、地元愛を育てていくことをコンセプトに活動する「さがみはらぶ」は、一昨年10月に設立。民間がボランティアで運営する、発信力の高いグループとしてラジオやテレビなど多数のメディアに取り上げられており、今年に入ってユーザーが急増した。昨年10月時点で700人だったが、現在2600人を超えた。市民や事業主が、鮮度の高い市内の情報をタイムリーに投稿し、交流を図っている。ページ上には実名登録をしたユーザーのイベント開催や食べたランチの写真、自分の店の宣伝など、営利・非営利にかかわらず、相模原を生活の舞台とした多様な書き込みが溢れている。

 一方で、ネットだけの情報交換に留まらないよう、同グループはこれまで4回の交流会を行ってきた。芸術家や市民団体は活動のアピールの場としてとらえるのに対し、習い事教室や商店を持つユーザーはビジネスチャンスとして活用する動きも。毎回、交流会の出展ブースは10組、参加者100人程度で、世代や職種にしばられない新たな交流の場になっていた。 

 今回は、より多くのユーザーに交流を持ってもらうため、「さがみはらぶんか祭」を発案。公共施設のソレイユさがみ(緑区橋本)を1日貸切りにし、多様なブースを集めて学校の文化祭をイメージした大型イベントを企画した。来場者へのPRのほかに、イベントを通じて出展者同士の交流を促し、新たな活動や事業の創出で、地域活性化に繋げるのがねらい。イベント会場には、相模原で芸術や音楽で活動する人や、事業主らの物販・展示会などを行うブースを50カ所設ける予定。子連れの家族や外国人客も足を運びやすいように、会場にはグループ内で募集した託児所の職員や通訳可能な案内役などのボランティアを配置。多様な来場者に対応できるように工夫を施す。

 今後は、宣伝目的の事業主だけを集めたページの強化や、協賛金を募るにあたって実体ある団体として確立させていく方針。各種イベントの開催によりユーザー同士の輪を広げ地元愛を育みながら、相模原をさらに活性化させていきたい考えだ。

 同イベントの開催時間は午前11時〜午後4時。入場無料。詳細は、イベントのフェイスブックで確認を。

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

障害者へ「合理的配慮」

障害者へ「合理的配慮」

民間義務化も周知に課題

4月25日

4日、5日に大凧まつり

4日、5日に大凧まつり

本番向け、準備着々

4月25日

過去最多53万人来場

市民桜まつり

過去最多53万人来場

市制70周年 華やかに彩る

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月11日

障害者支援の窓口開設

障害者支援の窓口開設

区内初「キーステーション」

4月11日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook