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今年は「隼風」 空に舞う 5月4日・5日 相模の大凧まつり

文化

公開:2015年4月30日

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写真は「平成26年相模の大凧まつり写真コンテスト」で110作品の中から最優秀賞に選ばれた作品『飛翔の瞬』(ひしょうのとき)
写真は「平成26年相模の大凧まつり写真コンテスト」で110作品の中から最優秀賞に選ばれた作品『飛翔の瞬』(ひしょうのとき)

 ゴールデンウィーク恒例の名物イベント『相模の大凧まつり』が5月4日(月・祝)、5日(火・祝)、相模川新磯(あらいそ)地区河川敷(南区新戸(しんど)・磯部地先(じさき))の4会場で開催される。両日とも午前10時から午後4時まで。同まつり実行委員会(吉澤美芳(みよし)実行委員長)が主催する。今年の題字は「隼風」(はやかぜ)。100人がかりの大凧が、風薫る5月の空へ舞い上がる。

 天保(てんぽう)年間(1830年頃)から始まったと伝えられる相模の大凧は、180年以上にわたり受け継がれてきた相模原市の伝統行事のひとつだ。会員数およそ500人からなる「相模の大凧文化保存会」をはじめとする地域の人々の努力によって、その文化は維持されている。昨年は2日間で4会場、のべ17万人の見物客が訪れた。

 今年も新戸会場(新戸スポーツ広場)、勝坂会場(同)、下磯部会場(磯部頭首工(とうしゅこう)下流)、そして上磯部会場(三段の滝下広場)の4カ所で凧が揚げられる。凧の大きさは各会場により異なり、新戸は8間四方(1間=約1・8m)、勝坂は5・5間四方、下磯部、上磯部は6間四方。新戸会場では4会場で最大の8間凧を揚げる。

 凧の題字には毎年、その時々の世相を反映したものが、公募によって選出される。今年は「隼風」に決定。「小惑星探査機『はやぶさ2』の打ち上げ成功を喜び、5年後の地球への帰還を祈願するとともに、幾多の困難を乗り越えた初代『はやぶさ』のように宇宙の彼方まで相模原市が躍進し、人々に夢と希望を与える一年であってほしい」という思いが込められたものだ。昨年末に公募し、今年1月に138点の中から選ばれた。漢字2字を、右上に「太陽」の赤、左下に「大地」の緑を表した色で書く。

 イベントに関する問い合わせは相模原市コールセンター【電話】042・770・7777へ(5月5日まで)。

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