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光が丘地区 子ども主体で新イベント 地域の担い手育む狙いも

文化

公開:2016年10月27日

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当日に向け話し合いを行うメンバー=22日、光が丘公民館
当日に向け話し合いを行うメンバー=22日、光が丘公民館

 光が丘地区では新たに地域イベント「こども未来ワールドin光が丘」を11月23日(水)に開催する。地区内の小中学生が一から企画・発案し、運営を行う市内初の試みで、地域のリーダーとなる担い手を育成する狙いがある。

 同地区では、地域の課題を自主的に話し合う「まちづくり会議」において、子育て環境と子ども会の活性化を考えるための専門部会を置いている。こうした中、共働きが多くなっている昨今は家族の時間を優先する家庭が増えており、子ども会が機能しなくなっている現状がある。そこで同部会では、子どもが何かに主体的に取り組むことで、自身はもとより大人も良い刺激にしてもらおうと今回の企画を発案。イベントを通し子どもの自由な発想で地域を盛り上げ、子どもたちを未来の地域の担い手として育てていく狙いもある。

大人たちがサポート

 実際にイベントを企画運営していくメンバーは、地区内の小中学校に声を掛けて募集。現在、小学生14人、中学生8人の計22人が有志で集まり「こども実行委員会」を結成、同部会の会員や次世代の自治会長ら約50人で構成される「大人実行委員会」がそのサポートに回っている。

 メンバーらは、イベントについて議論し、企画の準備や試作を進めるための会議を今年7月から毎月開催。子どもたちは最初は遠慮がちだったが、今では自主的に発言する様子が見られている。10月22日には、6回目となるこども実行委員会の会議を実施。チームに分かれ担当企画の話し合いを進めたほか、スタンプラリーのカード作りを行った。

 たこ焼きの出店と学校紹介ブースを担当しているこども実行委員会の大井響さん(緑が丘中学校3年)は「どうやったら見てくれるか、買ってくれるかを悩んだけど、大人の方や回りの人が手伝ってくれたので、固まってきた。当日は不安よりも楽しみが大きい」と話している。

「企画を成功させたい」

 イベントは11月23日に淵野辺公園芝生広場とひばり球場で実施。時間は午前9時から午後3時半。当日は子どもたちが企画した「巨大ダンボール迷路」や「お化け屋敷」などのコーナーをはじめ、スポーツ体験企画やライブステージ、各種模擬店などの催しが多数行われる。雨天の場合は規模を縮小して実施する。

 同地区まちづくり会議の平林清会長は「何とかこの企画を成功させて、子どもたちの可能性を大きく伸ばしてあげたい。来年以降も同様の企画を続けていければ」としている。

 同地区では、こども実行委員会のメンバーを募集している。詳細・問い合わせは光が丘公民館【電話】042・756・1117へ。

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