熱中症に注意 高い湿度も危険
市健康づくり課では、夏本番を迎え、熱中症への注意を促している。
熱中症は、気温などの環境だけでなく、体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こり、本来人間の体は暑い環境で運動や作業を始めてから3〜4日経たないと体温調節が上手くできないため、例えば気温がさほど高くない日や家の中にいる場合でも、湿度が高く風が弱い状況では、特に体が暑さに慣れていないと注意が必要という。
普段簡単にできる予防策としては、「日傘・帽子の使用」「涼しい服装」「規則正しい食事」「こまめな水分補給」「日陰の利用」「こまめな休憩」などが挙げられている。
もし、めまいや立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない、頭痛、吐き気、体がだるい、意識がない、けいれん、呼びかけに反応が無いなどの熱中症の症状が出た場合は、速やかに涼しい場所に避難させ、衣服を脱がせ体を冷やし、意識があるときは水分や塩分を補給させることが大事といい、また万が一意識がないときはすぐに救急車を呼ぶ必要があるとしている。
|
|
|
|
|
|