白秋の功績を末永く顕彰 9日 城ケ島で碑前祭
三浦三崎に深く親しみ「城ケ島の雨」など数多くの名作を残した詩人北原白秋の功績を末永く顕彰するために開かれている「第36回みさき白秋まつり」が7月9日(火)から城ケ島を中心に実施される。三崎白秋会・(社)三浦市観光協会城ケ島支部主催。
白秋が三崎にいた時期は、大正2年から翌年の2月までの1年間。年齢は28歳。短い期間だが、白秋にとってその後の約30年間にわたる作家活動に決定的な転機をもたらした重要な時期がこの三崎時代と言われている。それは、白秋が生前に歌碑を建立したのが城ケ島(三崎町)と見桃寺(白石町)に限られていることでも伺い知ることができる。
白秋まつりは、9日(火)午前10時から城ケ島の白秋詩碑前を会場に碑前祭開催で幕を開け、9月23日(月)は城ケ島第2駐車場を会場にすすき祭り、11月1日(金)から30日(土)まで白秋記念館で白秋特別展ほか、短歌大会、俳句大会、白秋スタンプラリーなど記念行事が予定されている。三崎白秋会の加藤治彦会長は「三崎に多くの功績を残した北原白秋。これからも顕彰していきたい」話している。
詳細・問合わせは、市観光商工課【電話】046・882・1111まで。
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