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三浦版 公開:2013年10月18日 エリアトップへ

古来より継承、伝統の踊り 10月23日 菊名児童館前

公開:2013年10月18日

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伝統的な踊りに見入る観客(写真は昨年)
伝統的な踊りに見入る観客(写真は昨年)

 県指定無形民俗文化財「菊名あめや踊り」が10月23日(水)、三浦市菊名の児童館前広場特設舞台で上演される。午後7時から9時(雨天順延)。

 あめや踊りは、江戸時代の街頭飴売りが人寄せのために歌舞を演じたのが始まりとされている。発祥の地も創始者も不明だが、江戸時代末期に千葉、神奈川、埼玉、茨城南部、東京周辺の農村地帯で盛んに行われていたとされている。呼び名も地域によって様々で、千葉では「中山踊り」、東京・埼玉では「万作踊り」「豊年万作踊り」と呼んでいる所が多い。県内では、明治から大正の頃、飴与三、飴直、飴平らが戸塚、鎌倉、三浦にかけて飴を売りながら村々の青年に踊りを教え「あめや踊り」として神社の祭礼に奉納されてきたとされている。

 「菊名あめや踊り」は、市内菊名の白山神社例祭に奉納されてきたもの。内容は「手踊り」と「段物」に分かれ手踊りが中心でセリフが少し入る。段物は歌舞伎や狂言などを取り入れたセリフの入った芝居。昔は20種類の演目があったと言われているが、指導者不足などの影響で7種類が伝え残されている。

 演目は「白松粉屋」、「笠松峠」、「かきがら」、「新川」、「子守」、「五段目(鉄砲渡し)(二つ玉)」、「細田の奴」を予定。主催者は「この日のために地元の子どもたちも練習を重ね、踊るので多くの方の来場を」と呼び掛けている。

 場所は京急「三浦海岸」駅から剱崎方面バスで「白山神社前」下車徒歩3分(駐車場なし)。問い合わせは市生涯学習課【電話】046・882・1111
 

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