喫煙・受動喫煙防止ポスターコンクール 「メッセージ、心に届いて」 惣田さんの作品が特選に
神奈川県三崎保健福祉事務所が主催する喫煙・受動喫煙防止を呼びかけるポスターコンクールで、南下浦中学校(吉村文弘校長・生徒374人)の惣田萌さん(2年)の作品が特選に輝いた。先月24日、同中学校で表彰状の授与が行われた。
小・中学校の生徒にたばこの害が及ばないよう、喫煙や受動喫煙防止の普及と啓発を目的に実施しているコンクール。市内の小・中学校を対象にしたもので応募総数は167枚。喫煙防止を訴えるというメッセージ性の強さが受賞の決め手となった。
惣田さんの作品の中央には、タバコのパッケージと人の体が描かれており、肺は黒く塗りつぶされているのが特徴。肺を黒くしたのは「たばこは体に悪いことだということを、すぐ分かるようにしたいと思い、黒くした」と惣田さん。「たばこを吸う人に、体に悪いのはもちろん、周りに人にも悪い影響を及ぼすことになることを伝えたい」と話した。
授与式では、同福祉事務所の八ッ橋良三所長から惣田さんに賞状が渡された。惣田さんは「多くの人に見てもらい、メッセージが伝わればうれしい」と話した。
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