アイデアで福祉用具を便利に 4人の児童、工夫凝らす
三浦市社会福祉協議会は5日に開催された「はつらつフェスタ」で、福祉用具アイデアに寄せられた4人の児童にそれぞれアイデア賞等を贈った。
これは、子ども達から福祉用具を便利にするためのアイデアを募集することで、福祉に関心を持ってもらうきっかけにしてもらおうと行われた。
寄せられたのは「かいてき車イス(武井美結さん初声小5)、「ラクチン・レカロみたいな車イス」(大井崇立君初声小4年)、「安心車イス」(平田文さん上宮田小5年)、「心臓強力最新型AED」(堀越大貴君名向小5年)4人。
武井さんは、車イスに雨でも外出できるよう取り外し式のカバーを付けたデザインを考案。「外でも内でも快適に使えることを考えた」。大井君は施設に行って、高齢者に取材をして考えたという。「長い間座っていても疲れないようにレカロシートを思いついた」と話した。平田さんはキャタピラを付けることで、段差がある所でも行けるように工夫。「どこでも車イスが安全に進むようにしたかった」。堀越君は、今あるAEDをさらに強化したものを提案。「今のAEDよりも性能の良いものがあれば、危険な状態の人がもっと助かると思う」と話した。
社会福祉協議会の成田慎一さんは「子ども達の良くしようという努力が随所に見られた。これを機に、福祉に関心を寄せてもらえれば」と話していた。
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