真っ黒に日焼けにした海水浴客で賑わう夏から一変、白肌まぶしいダイコンが浜辺にずらりと並んで日光浴―。
三浦海岸の冬の風物詩になっているダイコンの天日干し作業が、今年もはじまった。毎年、ダイコンの収穫時期を迎える11月下旬から2月ころまで見られる光景で、これらはたくあん漬けに使われるもの。数日から1週間程度、太陽の日差しと冷たい潮風で自然乾燥させることで、素材が持つうま味が凝縮し、歯ごたえの良いたくあんができるという。市内の農家らで構成する「郷土漬物研究会」では、冬場に出荷のピークとなる三浦ブランドの浅漬けたくあん「まいるど」の生産に追われている。
青い海と空に映えるコントラストの美しさや、数えきれないほどのダイコンがカーテンのように連なる面白さから足を止めて写真撮影をする人の姿もあった。
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