デンマークと言えば、何をイメージするだろうか―。日本から直線距離で約8700Km、国土は九州ほどの大きさで、国連が発表する世界幸福度ランキングで1位(2016年)。充実した福祉制度や自然エネルギーの活用を背景に、家具や日用品、玩具など優れたデザインを生み出してきたことでも有名だ。同国と外交関係樹立150年の今年、横須賀美術館で、それらの作品約190点を紹介する「デンマーク・デザイン」展が開かれている。
同館では、展示する作品だけでなく、同国に親しみを持ってもらう機会に―と、市内のパン専門店とタイアップ企画「ゆかりのパンを食べよう」を実施。美術館の提案に賛同した6店舗(芦名ベーカリー・芦兵衛/芦名、soil by HOUTOUBAKERY/安浦町、zacro/ハイランド、溶岩窯パン工房ブロートバウム/津久井、ルメルシエ/安浦町、ワンこぱん/東浦賀)が参加している(各店舗で販売中)。
同館担当者は「デンマーク料理というとなかなかイメージが湧かないが、デニッシュは日本でも馴染みのあるパン。美味しいコラボで身近に感じてもらえれば」と話す。参加店舗のワンこぱんは、トレコンブロード・ミュズリーブロードといった穀物を豊富に使ったハード系。ルメルシエは、マリボーチーズと全粒粉のパン。zacroは季節の果物を使用したデニッシュ…など、各店の特徴を楽しみながら、デンマークゆかりの味に触れることができる。
同展とコラボ企画は会期終了の6月25日(日)まで実施中。
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