諸磯湾や油壺湾、東京大学三崎臨海実験所、京急油壺マリンパークなど「海」が身近にある名向小学校。近年では、地元NPO法人「小網代パール海育隊」(出口浩代表)などと連携し、海洋教育にも注力。その一環として「三浦真珠」の養殖に取り組んでいる。
小網代湾は明治期に世界で初めて真珠の養殖技術研究が行われた海。児童たちは地域の自然や産業について学びを深め、母貝であるアコヤガイへの核入れや出来上がった真珠を取り出す浜揚げを体験している。
今年5月にも6年生が浜揚げを実施=写真。「『大きく、きれいになあれ』と思いを込めて核入れした」と話す真珠は、1粒1粒が個性あふれる美しい輝きを放っていた。
その後、NPOは横須賀市の宝飾店「クラシゲ宝飾」へ加工を依頼。「今年度、50周年の節目に卒業を迎える児童への記念のプレゼントにしたい」との思いに賛同した同店オーナーの倉茂紀夫さんが、無償で引き受けてくれたという。
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