記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 12月1日0:00更新
日本舞踊を初めて見たのは、小学校の頃。仲の良かった同級生が人知れず稽古に励み、その成果を舞台で披露すると聞いての応援でした。着物に化粧、美しい所作。いつもの元気でボーイッシュな彼女とは違う別人のような姿に、思わず見惚れてしまったのを覚えています。
今回取材をした加藤さんも小学校から日本舞踊に親しむ1人。舞台に上がれば一人前の踊り手ですが、「丁寧な話し方を心掛けるのが難しくて」と、日ごろの立ち振る舞いに苦戦する素顔は可愛らしい中学1年生でした。名取名の「翔」の字のように、大きく羽ばたく日が楽しみです。