茅ヶ崎版 掲載号:2017年8月25日号

CMFプランナーで知育玩具「いろくみ」を考案した

小倉 ひろみさん

中海岸在住 58歳

色と話す 色と遊ぶ

 ○…デザイン界の色のスペシャリストとして製品の色・素材・加工を提案するCMFプランナー。「色の価値を知ってもらう仕事」と説明する。日立、パナソニックといった大手企業から依頼を受け、家電製品の色彩提案などを手掛けてきた。これまで作った色は数百以上という、言わば「色の魔術師」だ。「私たちの身の回りには色が溢れている。色を通じて心に響くものを作りたい」。自身が考案した『いろくみ』にも、良質な「色」に触れることで、子どもたちの心の成長に繋がればという思いが込められている。

 ○…いろくみ誕生のきっかけは大学向けの学習教材だ。自身が教鞭をとる講義「配色造形トレーニング」の教材として「いいものが無い。作っちゃおう」。プランナーとしての腕を如何なく発揮し、約1年こだわり抜いた。完成後、周囲の勧めを受け一般発売すると、キッズデザイン、グッドトイなどの賞を次々と獲得。「これを機に子ども向けのお仕事依頼が増えればもっとうれしいんですけどね」と冗談めかす。

 ○…東京都生まれの図画工作好きの少女は、日本で職業デザイナーが次々と誕生した「デザイン界創世記」の波を受け自然にアートの道へ。藝大卒業後、デザイナーとしてNECへ就職し、家庭用電話機第一号のカラーデザインなどを手掛けた。その後単身イタリア・ミラノに渡り、当時同国でも唯一のプロダクトカラーデザイン専門事務所で経験を重ねた。日本へもどり「ミラノ感があって心地いい」と居を構えたのが茅ヶ崎。1993年に株式会社スタジオピーパを立ち上げた。

 ○…本業のほか4大学で教壇に立つなど多忙を極める中、「『いろくみ』の仕事は癒し」だという。手掛けた製品は多くの企業を通じて販売されるため、感想を生で聞ける機会は貴重なのだ。「難しく考えなくていい。色と対話して、遊んでほしい」と瞳の奥を虹色に輝かせた。

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