自治基本条例が成立 中井町議会19議案可決
中井町議会(小清水招男議長)は第4回定例会を12月3日から開き、補正予算案や保育園条例の改正など19議案を可決して6日に閉会した。
2013年度一般会計予算は、歳出のうち職員人件費2559万9千円と下水道事業特別会計繰出金1143万8千円などを減額し、こども園開設準備のために295万円、予備費3730万円ほかを増額。歳入では安心こども交付金事業費補助金109万9千円などを追加。総予算額は既決予算額に224万9千円をプラス補正した38億5882万7千円となった。
条例改正では、2014年4月のなかいこども園開園に伴う中村保育園の廃園や、同時期の消費増税に合わせて3%の引き上げ分を公共下水道使用料に転嫁することなどが決定した。
まちづくりの理念とルール
今定例会で新しい条例が全会一致で成立した。「自治体の憲法」といわれる自治基本条例だ。まちづくりの基本理念と原則、行政運営の基本的なルールを定めている。まちづくりの主体である町民の権利と責務、議会と町の町民に対する情報公開と提供、町民参加の推進などについて明記した。
同条例は2014年4月1日から施行する。
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