大磯町が駐輪場用地として購入したJR大磯駅前の広さ約5千平方メートルの土地について1月22日、大磯町保健センターで第5回大磯駅前用地利活用検討委員会が開催され、駐輪場の配置図が提示された。
配置図によると、駐輪場は鉄骨造地上3階、地下1階。自転車と自動二輪を合計で1385台収容できる規模になっている。概算の工事費用は約4億8千万円。
同委員会が昨年11月に提出した町への答申書では「新たな駐輪場はコストを十分に配慮し、現在の東駐輪場付近にコンパクトに建設する」などの要望をあげていた。そこで町は、国吉直行委員長や専門知識を持つ委員から意見を聞き、複数の案から候補を絞って配置場所を決定した。
駐輪場の配置場所は、土地の町道側スペースを広く取り出入りの安全性を高めたほか、駅ロータリー側に直線の通路を設け「その他利用」の土地へつながる形となっている。委員からは「築山がデッドスペースになってしまうのでは」「自然と調和するように外観に木々など緑を配置してみては」などの意見もあがった。
町では2015年3月の完成を目指しており、今回の配置で詳細な実施設計の発注を行う。
なお、「その他利用」の土地については、4月以降に行われる同委員会の第6回以降で利用方法の協議を開始する。
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